海外に手軽に素早く送金できるのが ウエスタンユニオン 。
受取り側が銀行口座を持っていなくても、パスポートやIDカードなど身分を証明するものがあれば受け取れるので、海外旅行中にお金が足りなくなって送ってもらう なんてことにも対応可能です。
そんな便利なウエスタンユニオンの書類記入の記事を書いたのですが、2018年6月下旬にいきなりシステムの変更があり、記載する書類が大きく変わりました。
《追加情報》取り扱い店舗によって書類(メモ)が違っています。以前の複写式の用紙でないとダメと言うショップもありました。
この記事の用紙は私が使用しているお店のもので、他店は違う場合も多いので参考程度にしてください。
【ウエスタンユニオン】とは世界200ヶ所の国と地域の50万ヶ所以上のウエスタンユニオン取り扱い所から送金や受け取りができるサービスです。
取扱店での現金の送金の他、セブン銀行ATMからの送金やコンビニ(ファミリーマートなど)からの送金も可能です。
ただ、ATMもコンビニも事前手続きが必要なので、今回はすぐに送金できる取扱店での送金について紹介します。(私が実践したのがこれで、他の方法がわからないので^^;)
ウエスタンユニオンの手数料
もちろん送金手数料が必要になります。これも比較的手頃な価格だと思います(表参照)。
送金資金 | 送金手数料(※1) | 送金手数料(※2) |
1円〜10,000円 | 990円 | 990円 |
10,001円〜50,000円 | 1,500円 | 1,500円 |
50,001円〜100,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
100,001円〜250,000円 | 3,000円 | 5,000円 |
250,001円〜500,000円 | 5,000円 | 7,000円 |
500,001円〜1,000,000円 | 6,500円 | 9,000円 |
手数料の他に、考えないといけないのが為替のレートです。これはウエスタンユニオンによって所定のレートが決められています。
書類変更 ダウンロード分は利用不可
以前に書いた記事ではHPから送金用の書類(PDF)をダウンロードして使用していましたが、2018年6月27日から送金用の書類が変更になりました。
ダウンロード(現段階なのか今後もなのかは不明)はできず、取扱店の店頭にある書類(A5判)のみ使用できます。
記入する項目は以前のものより大幅に減っています。
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《新しい書類の記入例》
記入項目(※すべてローマ字=アルファベット大文字で記入)
・送金人の氏名、住所、電話番号、職業(OFFICE WORKERなど)
・送付する通貨、金額
・送金先国名
・送付先都市、州名(米国・メキシコ・カナダの場合)
・受取人氏名
《注意点》
名前や都市名などはローマ字(アルファベット)での記載となりますが、大文字で記載して欲しいとのことでした。
小文字だと窓口での入力時に間違いやすいそうです。
記入した書類を窓口に提出すると、内容を端末に入力(以前に送っていればそのデータを利用)。
その後、情報を入力した書類がプリントアウトされてきます。この書類にさらに記載する事項があります。
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追記する項目
・マイナンバー(個人番号)
・サイン(漢字でOK)
・送金日付
以前は送金用紙に事前に記入していたマイナンバーは、窓口でプリントアウトされた書類に記入することになります。
マイナンバーのわかる書類を必ず持参してください。
また運転免許証など本人確認ができる書類が必要ですので、こちらも持参してください。
《本人確認書類》
a)日本の運転免許証
b)パスポート(ボールペン、万年筆等消すことができない筆記具にて、番地までを含む詳細の住所記載のあるもの。)
c)各種健康保険証(ただし、下記補足書類の中からひとつ追加してください。)
d)住民基本台帳カード(写真付き)
e)身体障害者手帳
f) 個人番号カード(マイナンバーカード)
(補足書類)
・国税、地方税、自動車税の領収書(住所記載のあるもので、6ヶ月以内のもの)
・住民票(6ヶ月以内のもの)
・印鑑証明書(6ヶ月以内のもの)
これで手続きは終了。しばらくすると『送金取引受領書』をもらえます。
これに記載されている【MTCN/送金管理番号】は受取人がお金を受取る時に必要! 写真に撮るなりして受取人に伝えましょう。
5〜10分で受け取り可能
手続きが完了して5〜10分ほどで相手は受け取りが可能となります。
先程送ったMTCN/送金管理番号と先述した受け取りに必要な書類を持ってウエスタンユニオンの窓口で受け取ってください。
手軽に早くお金が送れるウエスタンユニオン。海外送金の必要があれば試してみてはいかがですか?
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